ダイバーシティ,エクイティ&インクルージョンの取り組みが失敗する5つの共通理由

さまざまな業界、企業、チームで、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DEI)の取り組みが失敗する共通の理由が見られます。それはなぜなのか?それは、同じ間違いを犯しているからです。幸いなことに、ここからDEIに関して何に気をつければいいかという教訓を見ることが出来ます。

失敗の理由①:焦点を絞ったアプローチの欠如

どこから手をつければいいのか分からなかったり、目指す成果に最も適した行動は何かを適切に検討していなかったりする組織では、何が効果があるのかを確かめるためにあらゆることを試してみるという現象がよく起こります。

しかし、「何でも屋さん」は「何もしていない名人」でもあるのです。”全てのポイントをカバーする”というアプローチは、インパクトを弱める可能性があるので、優先順位をつけ、戦略的かつ集中的に行う必要があります。

失敗の理由②:社内の他の部署との協力関係がない

他の部署との協力・統合がなされていないという落とし穴は、DEIが事業全体ではなく、「人事の問題」として扱われていることに起因しています。DEIの成功を目指すには、他の部署と連携した協力関係が必ず必要になります。

失敗の理由③:リーダーたちが個々で意識を持って参加していない

シニアリーダーたちがそもそも参加していなかったり、進捗の促進に価値を見い出せていなかったりすると、変化を促進するどころか抵抗することになってしまいます。また、リーダーたちの賛同が表面的で形だけのものであれば、真の進歩を妨げることにもなるのです。

失敗の理由④:DEI機能を適切に高めていない

組織内でDEIがどのように位置づけられ、認識されていますか?ぜひよく考えてみてください。この答えは、取り組みの効果に直接影響していきます。

失敗の理由⑤:インパクトではなく行動を優先する

何を達成しようとしているのかではなく、何をしようとしているのかに焦点を当てると、行動が優先されます。

社内におけるDEIの課題とそれを克服するための戦略について、より具体的な方法やプログラムが必要な方はぜひ弊社にご連絡ください。

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